悪態しかつけない、芸というのは「いと悲し」
【拡散希望】
— 立川談笑 (@danshou) 2021年2月24日
我々が出演する落語会や寄席は、現在、飲食店と同じ「夜8時まで」と制限されています。
そして、そのためにやむなく中止・延期にする会がたくさんある。つまり糧を絶たれているのです。
客席では飲食も会話もありません。マスク、分散退場など対策も講じています。
即、見直して下さい!
ふと思うわけです。
例えばオンライン落語をするとどうなるのかとか。
- zoomで一方的にした場合、お客様の反応がない中の話芸は苦しそうだ
- 仮に観客も発言ができる場合、慣れると違う話芸で消化できるかも?
- 落語に行く理由は集まって、笑って和やかな気持ちになる場だから
- その場を新たに作ることで先鞭を切ることができるのではないか?
文化度の高まりと「型」の重視は、相関関係があって
その「型」のせいで、外的要因による変化に巻き込まれ
どん詰まりになっている気がする。
確かに、お年寄りがzoomを使うハードルは高かろう。
けど、選択肢がなくて、本当に好きならトライするような。
それを挑戦しないということは、実はファンではなく
その場はラクな暇つぶしで利用されていたのかと疑ってしまう。
確かに不条理なことは多いし文句の一つも言いたいのも理解できる。
別に文句も言ってもいいと思う。ストレス発散は重要。
けど、従来のやり方以外は、受け付けないというのは
芸としての停滞なのではないかと思ってしまう。
いつから芸事は、骨董品の保存会になったのだろう。
本来芸事こそ破壊的なイノベに満ちた業界であるべきと思うのだが。
ウィットに富んだコメントを
この業界で聞くことは最近ないように見えるのだが、
いい意味での反骨心が芽生えてくれると嬉しいのですが。